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2011年04月23日

躁鬱の症状を知ろう 17

躁うつ病において、躁状態やうつ状態が一度きりですむことはめったになく、
一生のうち、何度も繰り返すことがほとんどです。

また、躁うつ病の経過を見ると、双極I 型の人で3 分の1、
双極II 型の人では約半分の期間を、うつ状態で過ごすと言われています。

患者さんがうつ状態の時だけ受診する傾向が多いことに加えて、
この様にうつ状態の期間の方が躁状態よりもはるかに長いこともあって、
多くの躁うつ病の方が「うつ病」だと間違われているようです。  


Posted by あやめ at 17:19双極性障害

2011年04月19日

躁鬱の症状を知ろう 16

経過について

躁状態は急に起こってどんどん進み、
治療を受けなかった場合2~3カ月くらい続きます。

軽躁状態やうつ状態は、治療しないと6 カ月以上続くこともまれではありません。

  


Posted by あやめ at 22:35双極性障害

2011年04月18日

躁鬱の症状を知ろう 15

躁状態からうつ状態へ、あるいはうつ状態から
躁状態へ変わるときに、「混合状態」と呼ばれる状態が出ることもあります。

例えば、気分は落ち込んだり、不安が強いのに、
頭の中では「ああでもない、こうでもない」と色々考えて、じっとしていられない、
というように、気分はうつなのに、考えや行動は躁の症状になっている、
あるいはひどく興奮して行動は活発でしゃべり続けているのに、
気分は死にたくなってしまうほどゆううつだ、という風に躁とうつの症状が混ざってでてくる状態です。  


Posted by あやめ at 16:00双極性障害

2011年04月17日

躁鬱の症状を知ろう 14


ご本人にとっては、調子がよい、とか気分がよい、
怒りっぽくなっているとしか感じられないのですが、
その人をよく知っている人から見ると「いつもと違う」感じがします。

躁うつ病を分類する場合、躁状態がある場合は双極I型、
躁状態はなく軽躁状態までの場合を双極Ⅱ型とわけています  


Posted by あやめ at 17:14双極性障害

2011年04月16日

躁鬱の症状を知ろう 13

軽躁状態では、あまり眠らなくても元気で、きげんがよく、
友だちとの交流も活発で、はげしく怒ったり、妄想がでたりすることもないので、
何も問題ないように見えます。

しかし、コントロールせずに放っておくと、
いずれ逆のうつ状態になってしまいますので注意が必要です。
  


Posted by あやめ at 12:18双極性障害

2011年04月15日

躁鬱の症状を知ろう 12


本人は気分が高ぶっているため、「自分は病気ではない」と思っており、
心配して治療を受けさせようとする家族をじゃま者と考えてしまい、
そのため家族もひどく疲れてしまいます。

初めての躁状態では、多くの場合
、治療のために入院が必要になります。  


Posted by あやめ at 10:00双極性障害

2011年04月14日

躁鬱の症状を知ろう 11

ひどい場合には、ふだんはまじめでおとなしい人が、何百万円ものむだな買物をしたり、
暴力や恥ずかしい行動をしたりして、金銭的に損をしたり、
これまで長い間かけて築いてきた人間関係を一瞬にして失ってしまう結果を引きおこす場合があります。

躁がひどくなると、「電話一本で何千人でも友だちを呼べる」とか、
「自分はすごい超能力がある」と、誇大妄想(こだいもうそう)などがでたりします。

  


Posted by あやめ at 19:16双極性障害

2011年04月13日

躁鬱の症状を知ろう 10

躁状態では、気分は楽しく、やる気まんまんで、どんどん新しいことを始めますが、
すぐ気が変わってしまうので、実際には仕事がはかどりません。

基本的にはとても上機嫌ですが、
ちょっとしたことでひどくイライラして怒りっぽくなります。

何週間もあまり眠らず、休まずに行動します。
  


Posted by あやめ at 23:15双極性障害

2011年04月12日

躁鬱の症状を知ろう 9

といった症状のうち、少なくとも(1)を含む、4 つ以上
(1が怒りっぽいだけの場合は5つ以上)の症状が、1週間以上続く場合を指します。

これらの症状により、仕事や人間関係に差し支えたり、
入院が必要になるほどであれば、躁状態と診断されます。

一方、同じような状態が4日以上続き、他の人から見て明らかなほどだが、
仕事や家庭の人間関係に支障を来さない程度であれば、軽躁状態と診断されま
す。  


Posted by あやめ at 16:13双極性障害

2011年04月11日

躁鬱の症状を知ろう 8


5) 注意がそれやすい

6) 活動性が高まり、ひどくなると全くじっとしていられなくなる

7) 後で困ったことになるのが明らかなのに、つい自分が楽しいこと
(買い物への浪費、性的無分別、ばかげた商売への投資など)に熱中してしまう  


Posted by あやめ at 19:19双極性障害

2011年04月10日

躁鬱の症状を知ろう 7

一方、躁病の時期は

1) 気分が良すぎたり、ハイになったり、興奮したり、調子が上がりすぎたり、
怒りっぽくなったりして、他人から普段のあなたとは違うと思われてしまう

2) 自分が偉くなったように感じる

3) いつもよりおしゃべりになる

4) 色々な考えが次々と頭に浮かぶ


  


Posted by あやめ at 15:17双極性障害

2011年03月30日

躁鬱の症状を知ろう 6

また、うつ状態では、さまざまな自律神経の症状も現れます。

のどがかわく、便秘、立ちくらみなどです。このように、身体の働きが全体的に悪くなってしまうのです。
何かうまくいかないことがあって気分が落ち込むといったことは誰でもありますが、これほどの症状が毎日のように2 週間も続くとなると、そうそうあることではないということがおわかりいただけるでしょう。  


Posted by あやめ at 13:03双極性障害

2011年03月29日

躁鬱の症状を知ろう 5

といった症状のうち、少なくとも(1)か(2)のどちらかを含む5 つ以上の症状が、2 週間以上続く場合を指します。

うつ状態では、何週間も、一日中、毎日毎日、ゆううつな気分が続きます。いやな気分は朝に強いことが多いようです。
食欲もなくなり、体重が減ってしまう場合もあります。

朝、暗いうちから目がさめてしまい、いやなことばかりが頭にうかびます。
ひどいときには、体が全く動かず、寝たきりになり、何を考えようとしても、まったく考えが進みませ
ん。
また、重症になると、「破産した」「恐ろしい罪をおかした」などの妄想がでることもあります。
逃げ場のない苦しみから、生きていてもしかたない、と考えてしまう人もいます。  


Posted by あやめ at 09:01双極性障害

2011年03月28日

躁鬱の症状を知ろう 4

(5)話し方や動作が鈍くなるか、あるいはいらいらして落ち着きがなくなる
(6)疲れやすいと感じ、気力が低下する
(7)「自分には価値がない」と感じ、自分のことを責めてしまう
(8)何かに集中したり、決断を下すことが難しい
(9)「この世から消えてしまいたい」「死にたい」などと考える  


Posted by あやめ at 14:18双極性障害

2011年03月27日

躁鬱の症状を知ろう 3

うつ病の時期とは、毎日のように

(1)ほとんど一日中憂うつで、沈んだ気持ちになる
(2)ほとんどのことに興味を失い、普段なら楽しくやれていたことも楽しめなくなる
(3)食欲が低下(または増加)したり、体重が減少(または増加)する
(4)寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝早く目が覚めるなどの不眠が起こるか、あるいは眠りすぎてしまうなど、睡眠の問題が起こる
  


Posted by あやめ at 14:17双極性障害

2011年03月26日

躁鬱の症状を知ろう 2

この「躁状態でもうつ状態でもない時」には、病気でない人とどこも変わりがないのも、この病気の特徴です。

躁うつ病自体が、躁状態か、うつ状態のどちらで始まるかは、およそ半々です。

この病気が発症する年齢は、30 歳くらいが平均的ですが、中学生から高齢者まで、さまざまな年齢で発症します。
また、一般的な検査では異常がありませんが、血液や尿の検査で異常がある身体の病気や脳のCTやMRIでわかる脳の病気によって、躁うつ病と同じ状態になることもあるので、一般的な検査は必要です。  


Posted by あやめ at 00:02双極性障害

2011年03月25日

躁鬱の症状を知ろう

2.躁うつ病の症状を知ろう

躁うつ病でどの様な症状が現れるのかを知っていただくことは、治療を受ける上で、とても重要です。
次に、この点をご説明したいと思います。

躁うつ病は、「躁状態」と呼ばれる気分が高ぶったとき、「うつ状態」と呼ばれる気分が低下したとが、交代して起こる病気です。
躁状態やうつ状態がおさまった時には、何の症状もありません。
  


Posted by あやめ at 13:16双極性障害

2011年03月24日

気づくことが第一歩です5

「うつ病かな?」と心当たりがある方は特に振り返って考えて頂きたいのですが、例えば、うつ状態になる前に、「頑張り」が過ぎていた次のような時期がなかったでしょうか?

・睡眠時間が短くても頑張れた
・良いアイデアが次々浮かぶ
・仕事がバリバリ出来る
・自信を持って、話すことができる
・でも、何だかイライラして腹が立つことがある

もし、思い当たる様であれば、主治医に相談してみることをお勧めします。
どんな病気の場合でも、「診断がはっきりする」ことが、治療の第一歩です。  


Posted by あやめ at 19:07双極性障害

2011年03月23日

気づくことが第一歩です 4

その第一の理由は、躁うつ病のうつ状態の症状だけでは、うつ病と区別できないことが挙げられます。

躁うつ病と診断するには、以前に躁状態の時期があったことを確認する必要があります。
ところが、うつ状態の時は患者さん本人も苦しいので、「何とかして欲しい」と言って受診をされるのですが、躁状態の時は「仕事がバリバリできて丁度良い」などと考えて受診しませんし、躁状態のことを主治医から尋ねられても「あの時こそが本来の調子だった」などと答えてしまう方も多いようです。

「何度も繰り返すうつ病で、コントロールがなかなかうまくいかない」場合、躁うつ病の可能性が考えられますので、ご自身の経過、特にうつ状態になる前の状態を、周囲の方と振り返ってみましょう。  


Posted by あやめ at 18:14双極性障害

2011年03月22日

気づくことが第一歩です 3

躁うつ病患者さんの多くは、単なるうつ病と誤解されていることが多いです。

うつ病だと最初思われていた人のおよそ10 人に1人が、最終的に躁うつ病と判明すると言われています。
しかし、躁うつ病とうつ病では、治療目標も使う薬も異なります。

うつ病は「うつを良くする」ことが治療目標ですが、躁うつ病では、「躁・うつの波をどうやってコントロールするか」が最大の治療目標になるのです。
従って、単なるうつ病と誤解されている多くの躁うつ病の方は、適切な治療を受けていないことになります。
  


Posted by あやめ at 15:19双極性障害